『おばあちゃんにはナイショ』

ドラッグストアで、花粉症の薬だけ買いたくてレジに向かっていた。
ところがちょうど、ヨボヨボのおばぁちゃんが、老人用おむつなんかを大量に購入していて、その商品を袋に入れるのに四苦八苦していた。
それもなんだか、単に袋に問題があるのではなく、そのおばぁちゃんが何らかのこだわりがあるらしくて、その対応で時間を取られていたらしい。

店員さんの一人が、後ろに並んで苦笑いしていた僕に気づいて、レジ処理をしてくれた。
そのとき、多分なんとなく条件反射的に、店員さんは小声で話をした。
僕も僕で、つられて「(単品なので)テープでいいですよ」「電子マネーでお願いします」なんて面倒くさいオファーを小声でしてた。
手続きそのものは速やかなもので、まだ袋に手間取っているおばぁちゃんを後目に、僕はそそくさと売場を後にした。

今になってふと思うんだけど、おばぁちゃんは僕らのやりとりに気づいていたんじゃないのかなぁ、なんて思う。
自分に対して気遣って、小声で話した僕たちを、多少は不愉快に思ったかもしれない。
でも気遣ったこと、そのものは、おばぁちゃんも認めてくれたんじゃないかな、と思う。
身勝手な想像だけどね(^^ゞ

そしてまた、そんな細かいところに気を配れる店員さんのいるお店は、イイお店だなぁって思ったのだ(*^^*)

次に来たとき、その店員さんが居ることって、ほとんど無いんだけどね。
量販店は、そこが哀しい(;_;

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