『馬鹿につける薬』

いや、ただの言葉遊びなんだけどね。

「馬鹿につける薬は無い」という言葉がある。
どうやら、お探しなのは塗り薬のようだけど、ある時ふと思った。

「だったら、飲み薬はどうなんだろう?」

僕が考えた結論を先に書くけど、飲み薬は

「あると思います」-(^^)-(こら)

塗り薬というのは、他人でも塗ってあげることはできる。
けれどもいくら他人がとやかく言っても、本人に学ぶ気が無かったら、
どうがんばったって賢くはならないだろう。

けれども飲み薬は、最終的には自分で飲むと決めて飲まなくちゃならない。
こっそり飲み物に混ぜて飲ませようとしても、その飲み物自体が飲まれないことだってある。
無理矢理口をこじ開けて飲ませても、嘔吐されてしまえばそれまで。

でも根気強く服用を続け、体に染みわたるのを根気強く待ち続けることができれば…
多くの文献を読み漁り、人の教えに耳を傾け、さまざまな経験を受け止めることができれば、
どんな馬鹿だって、以前よりずっと賢くなっていることは間違いない。

そして、他の人と比べたら、まだまだ馬鹿だったとしても、
本人にとって、前より賢くなったのだとしたら、
その「くすり」は十分効いたと言えるんじゃないだろうか。


…って、こんなしょうもないことを考える僕につける薬はありませんか?

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